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生正しい医療保険の選び方 |
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皆さんが加入している生命保険。
なかでも医療保険はその種類がたくさんあります。
選択するのにお悩みのことでしょう!
そんなあなたにファイナンシャルプランナーとして中立・公正な立場で医療保険の選び方を伝授します!
医療保険を検討している方、もう加入済の方も
「正しい医療保険の選び方」を読んで医療保険を再検討してください。
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まえがき |
生命保険会社は、消費者へ「あんしん」を提供している反面、「利益」を求めています。それらの「売る」「売れる」という論理のもと医療保険は開発され、販売されているのが現状です。
そのような中、保険に加入している方で、医療保険や入院保障(主契約の特約)に加入されていない方はいないでしょう。
単独で販売されている医療保険も今や多種多彩、どれを選べばよいか迷ってしまうのが現状かもしれません。
保険会社も売れる商品ということで各社次々に新商品を投入しています。
さて、あなたが「あんしん」を得るためには、どのタイプの医療保険がいいのでしょうか?
保険は「あんしん」を得るもの、与えるものです。 本当に必要な時にそれが役立たなかったら価値がありませんし、折角支払った保険料がムダとなり、保険会社の「利益」のために貢献しているだけなのです。
医療保険の保障の内容は、どの商品も基本的に同じです。入院すれば「契約した金額×入院日数」が支払われます。保障内容つまり、「入院日額」、「1入院あたりの入院日数」、「通算の入院期間」が同じであれば、割安な保険料の商品を選ぶことに間違いはありません。ただ、選ぶにあたっては日本の公的医療制度を理解することが重要です。加入しているから「あんしん」ではなく、だから「納得」そして「あんしん」としなければなりませ
ん。
ここでは、日本の公的医療制度と併せ、基本的な医療保険の内容を紹介とともに、特に入院日額、1入院あたりの入院日数に焦点をあて、あなたにとって医療保険は本当に必要か? そして必要と思うならばどのタイプの医療保険を選択すればよいか指南していきます。
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「1回の入院○○日、通算○○日」の意味を考えましょう! |
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1回入院し、退院後180日経たないと再入院は保障されない・・・
使えない医療保険が、売れ筋となっています。
できるならば「1回の入院日数」=「通算日数」の医療保険を選びましょう!
1入院360日以上が「あんしん」です。
医療保険では1入院○○日、通算○○日という保障内容を目にします。
まず、1入院○○日とは、1入院保障日数の型と呼ばれています。
1入院60日型、120日型、360日型、1000日型など・・・
これは1回の入院についてそれぞれ60日間、120日間、360日間、1000日間保障しますということです。
保険会社の営業では、病気の症状別の「平均在任日数」というデータを引き合いに出して、保障日数が「平均在院日数」を超えていれば「あんしん」ということで、1入院○○日型を勧めています。
一番勧められ、売られているのが「1入院60日型」です。そして通算が1000日というものがほとんどです。通算が1000日ですので、60日以上の入院を16回とプラス40日入院しなければなりません。これだけの保障があれば「平均在院日数」も超えているし、十分だと思われる方も多いでしょう。
でも、ここには問題点があります。
例えば、病気で100日入院したとしましょう。 このとき1入院60日型では60日分の保障しかされません。
退院後、1ヵ月後に、また体調が悪くなり、また同じ病気で入院したとしましょう。これは保障の対象になるでしょうか?
「保障の対象とはなりません!」
医療保険では2回目の入院では、「前の入院の退院日より180日以上経過しないと給付の対象とならない」となっています。
通算1000日とありますが、結果的に1回の入院の日数しか保障されないことが考えられます。
ということは生死に関わるような場合、1入院60日型、120日型では対応できないケースが考えられます。
つまり、あなたが本当に「平均在院日数」のデータとおりの入院日数で退院できるという保証はないのです。
再入院、再々入院の場合を考えるならば1入院の保障期間が長い医療保険を選んだほうが「あんしん」なのです。
できれば1入院360日型、700日型、1000日型の医療保険を選びましょう。
保険会社は1入院60日型、120日型を販売することにより、保険料を割安に設定し、本当に保障が必要な場合を避け、利益を得ているといえるでしょう。
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短期入院に医療保険は必要ない! |
短期入院に保険は要らない! 保険が必要なのは長期入院のみ!
保険は出口、つまり期待したとおりに
保険金(給付金)が出るかを検討してから加入すべし!
1入院60日型の医療保険の場合、 入院日額1万円とすると1回の入院で受取れる保険金(給付金)は
たったの最高60万円。
保険料が月5000円とすれば、60万円÷5000円=120月(10年)
となれば保険料を貯めた方がお得です。
10年目以降の保険料は掛捨てとなる可能性が高くなります。
ならば医療保険に加入する必要はなし。
入院通算限度日数1000日とすれば、
60日の入院を半年置きに16回も繰り返さないと保険料分
の最高受取額をを充たせない。
人はそんなに細かく何回も入院するでしょうか?
1入院360日以上であれば、
万が一の長期入院でも「あんしん」が得られます。
備えは、1入院360日型以上で! 1000日型は一番「あんしん」
詳細はこちら
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公的医療 高額療養費制度 |
公的医療保険制度の自己負担割合は3割というのは、もう周知のことでしょう。
日本の公的医療保険制度は充実しています(アメリカなどに比べれば)
さらに、高額な医療費がかかった場合に「高額療養費制度」という 自己負担を軽くしてくれる制度があります。
この制度のおかげで、例えば月100万円の医療費がかかっても自己負担額は 約9万円 で済むのです。
こうなると、「入院日額」をいくらにすればよいかが見えてきます!
実際に入院した場合の自己負担額を計算してみましょう!
病気やケガで治療を受けた場合、支払う金額は3歳〜69歳の場合、実際にかかった医療費の3割です。
しかし、日本の公的医療制度では、下記の高額療養費制度があります。
医療費が100万円かかった場合の1ヶ月の自己負担額は、約9万円程度なのです。
これから、「入院日額」をいくらにすればよいかが見えてきます!
■高額療養費制度(2007年12月現在)
長期入院などで自己負担が高額になる時、負担が軽くなる「高額療養費制度」です。
<3歳から69歳の方>
| 区 分 |
自己負担限度月額 |
| 一 般 |
80,100円+(医療費−267,000円)×1%
4ヶ月目以降:44,400円(同一年) |
| 高所得者※ |
150,000円+(医療費−500,000円)×1%
4ヶ月目以降:83,400円(同一年) |
低所得者
(市町村民税非課税者) |
35,400円
4ヶ月目以降:24,600円 |
※健康保険加入者の場合:標準報酬月額53万円以上、国民健康保険加入者の場合:合計所得金額が600万円以上
<70歳以上の方>
| 区 分 |
自己負担限度月額 |
| 通院(個人ごと) |
入院および通院(世帯単位) |
一 般
住民税課税標準額が145万円以上213万円未満 |
12,000円 |
44,400円 |
| 現役並所得者 |
44,400円 |
80,100円+(医療費−267,000円)×1%
4ヶ月目以降は44,400円 |
| 市町村民税非課税者(低所得者世帯) |
8,000円 |
24,600円 |
収入が年金のみ場合、1人暮らしで約80万円以下、
2人世帯で約160万円以下 |
15,000円 |
<3歳から69歳の方>
1ヶ月に医療費が100万円かかった場合の自己負担限度額の算出例>
| 区 分 |
自己負担限度月額 |
| 一 般 |
80,100円+(1,000,000円−267,000円)×1%=
87,430円 |
| 高所得者※ |
150,000円+(1,000,000円−500,000円)×1%=
155,000円 |
低所得者
(市町村民税非課税者) |
35,400円(定額) |
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入院日額の検証 |
高額療養費制度を活用した場合の1ヵ月に負担する医療費の目安を見てみましょう!
下記表の1ヵ月あたりの自己負担限度額を1日あたりに直したものが必要保障額(入院日額)となります。
| 1ヵ月あたりの医療費が100万円の例(69歳までの方) |
| 入院期間 |
自己負担限度額
一般所得者 |
必要保障額
(自己負担限度額÷30日) |
自己負担限度額
高所得者 |
必要保障額
(自己負担限度額÷30日) |
| 1ヵ月 |
87,430円 |
3,000円 |
155,000円 |
5,200円 |
| 2ヶ月 |
87,430円 |
3,000円 |
155,000円 |
5,200円 |
| 3ヶ月 |
87,430円 |
3,000円 |
155,000円 |
5,200円 |
| 4ヶ月 |
3ヶ月目まで87,430円
4ヶ月目以降44,000円 |
3ヶ月目まで3,000円
4ヶ月目以降1,500円 |
3ヶ月目まで155,000円
4ヶ月目以降 83,400円 |
3ヶ月目まで 5,200円
4ヶ月目以降 2,800円 |
| 6ヶ月 |
3ヶ月目まで87,430円
4ヶ月目以降44,000円 |
3ヶ月目まで3,000円
4ヶ月目以降1,500円 |
3ヶ月目まで155,000円
4ヶ月目以降 83,400円 |
3ヶ月目まで 5,200円
4ヶ月目以降 2,800円 |
| 12ヶ月 |
3ヶ月目まで87,430円
4ヶ月目以降44,000円 |
3ヶ月目まで3,000円
4ヶ月目以降1,500円 |
3ヶ月目まで155,000円
4ヶ月目以降 83,400円 |
3ヶ月目まで 5,200円
4ヶ月目以降 2,800円 |
| 入院期間 |
自己負担限度額
市町村民税非課税者 |
必要保障額
(自己負担限度額÷30日) |
| 1ヵ月 |
35,400円 |
1,200円 |
| 2ヶ月 |
35,400円 |
1,200円 |
| 3ヶ月 |
35,400円 |
1,200円 |
| 4ヶ月 |
3ヶ月目まで35,400円
4ヶ月目以降24,600円 |
3ヶ月目まで1,200円
4ヶ月目以降 900円 |
| 6ヶ月 |
3ヶ月目まで35,400円
4ヶ月目以降24,600円 |
3ヶ月目まで1,200円
4ヶ月目以降 900円 |
| 12ヶ月 |
3ヶ月目まで35,400円
4ヶ月目以降24,600円 |
3ヶ月目まで1,200円
4ヶ月目以降 900円 |
※上記の表は、同一年内に入院期間月数分継続入院したものと仮定して計算しています。
※公的医療保険外併用の医療費の差額分や入院時食事療養費・入院時生活療養費等、
高額療養費制度の支給対象とならない自己負担額があります。
上記の結果より、必要な医療保障の入院日額がわかります!
■一般所得者の方 入院日額:約3,000円(プラス食事療養費780円/日)
■高所得者の方 入院日額:約5,000円(プラス食事療養費780円/日)
■市町村民税非課税者の方 入院日額:約1,000円(プラス食事療養費780円/日)
必要な入院日額の目安は、3,000円〜6,000円と判断できます。
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